じゅっちゃんの色々考察大全!

歌い手をしているジュトの考察ブログ

「アサガオの散る頃に」を考察してみた

今回から僕が投稿した歌や作品についての考察をしていきます!

まずは初投稿作品の歌ってみた
アサガオの散る頃に」
を考察していきます。

何部かの構成にし、第1部は「楽曲」に対しての考察をしていきますよー!
自分なりに何を伝えたいのか、またこの歌、曲の魅力を語っていきます!!

※僕個人の解釈であり、考察なので、違うんじゃない?と思うこともあるかもしれませんが!そこは悪しからず!


作:じっぷす様
歌:ジュト.K


~まずは曲について~

イントロから三線の音色が和の雰囲気と、懐かしさ、美しさを際立たせています。
そしてなんと言っても曲の中に実際の夏の音を混ぜている部分。
蝉、花火の音を使用し季節感と、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
曲に自然の音を入れようという発想は本当に奇抜であまり僕の記憶にはこういう曲は無かったので衝撃でした。
最後の大サビに向けての静けさと転調による曲の盛り上げ方はとても響きました。曲だけでも人を惹きつけるものが盛り込まれていると思いますね〜。



~続けて歌詞の解釈、考察です~
これは僕なりに色々考えてみました!



(歌詞は動画内より転載)

☆歌詞の後に()で解釈、考察しています。



☆蝉時雨が僕の心に冷たく響く

(蝉時雨とは夏の季語であり、夏を意味していますね。夏は暑い。それに関わらず、僕の心は冷たいと対比した言葉を使っています)

☆太陽を濡らして

(太陽を濡らすってどういうことだろうと考えたんですが、太陽ってずっと燃えてるので濡れるということはまずないんですよね。普通じゃない気持ち、動揺を現しているのかなと思いました)

☆ねぇ ずっと今が茜色で染まり続ければ 夕も幸せだろう

(今というのは自分が生きる世界の今ってことで、美しい情景のままでいつまでもいられたらどんなに幸せだろうと言っているのかな?)

※ここまでは全体的に夏の暑い部分と対比して自分の心情は冷たく、悲しんでいるように感じさせる歌詞ですね。


☆夏が意地を張るほど汗ばんでゆく
この手じゃ君を繋ぎ止めておけない

(ここの歌詞本当素敵。
夏なのか自分なのか意地を張って長引き、焦るほど、手が汗ばんでしまって、君の手は滑ってしまい繋ぎとめられないと表現しているのでないでしょうか。)

☆あぁ 夜には消えてしまうの

(夜とはアサガオが咲けない時間と君との別れの夜を掛けてるのかな?)

☆恋によく似たアサガオの散る頃に

(アサガオ花言葉は「はかない恋」ということで自分の恋と重ねている。
アサガオが散るって普通は表現しないと思いませんか?僕の記憶だとアサガオは窄む、または枯れるイメージなんですよ。
でも敢えてアサガオが散ると表現することでまた朝に咲くことがない。つまり完全に終わる頃、そのときのことを意味してるのかなと僕は思いました。)


☆胸の奥が痛い 痛いよ
こんなにも距離を感じているの
ねぇ 愛は哀で それは土用波のように
僕の声を揺らしてた

(君との別れを嘆いて、哀しみにくれています。
ちなみに土用波とは、晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波のことだそうです。徐々にこの歌の中で時が過ぎています。
恋も夏も終わりを迎えようとしています。)

☆海を抱く夏鳥が再び南へ
飛び去るのを見てることしか出来ない

(自分の引きずる思いとは裏腹に夏は自然に終わりを迎えようとしています。)

☆あぁ 季節は移りゆくもの

(ここで主人公の気持ちが切り替わったのが分かりますか?
そうです。ここで主人公は諦める決心がつき、納得をしようと決めたのだと思います。)


☆夏が終わる前に綺麗な空へと
暮れた哀しみを投げ捨ててしまおう

(先程の哀しみに満ちた歌詞とは違って、前を向くような気持ちが伝わってきます。綺麗な空と言っているのも、ものの捉え方が変わっているのが分かると思います。)

☆あぁ 夜には深い涼風が

(季節の変わり目とともに自分の気持ちも切り替えていこうという意味を感じます。)

☆涙をくれたアサガオの散る頃に

(涙をくれた儚い恋の散る頃に。
ここで完全に花言葉と一致した分かりやすい例えを使用しています。最後の締めとしては素晴らしい言葉選びですよね〜。)


[追記]
実はこのアサガオ花言葉は、「青」のアサガオの時の花言葉で、「紫」のアサガオは「冷静」という花言葉があるそうです。
これを知ってから動画や絵を拝見したのですが、青と紫の色を使ってアサガオを描いてます。
これは儚い恋を経験し、徐々に冷静になって前に踏み出していく主人公の心情を現しているのかなと僕は感じました。
考え過ぎかは分かりませんが、そう考えると素晴らしく深い意味を感じました。


どうだったでしょうか?(/ω\)
僕なりの解釈と考察でしたが見てくれた方々が少し面白いな、聴いてみるかとなってくれたら嬉しいです!!

次回は、僕のアサガオの散る頃にを歌ってみた時の考察をしていきます。
どんな気持ちで歌ったか、注目して欲しい部分、工夫した部分などを語っていきます!
良かったら次回も読んでください!


また!おつじゅ。
↓↓↓良かったら読者になってみないか!(ง˘ω˘)ว